Hop the Twig 〜キミに逢いに〜 縮小版
| ABOUT THIS ... | TO THE OUT | COMMENT | OTHERS | |
| CALENDAR | ENTRY | CATEGORY | ARCHIVE |
家族
家族について、考える。
その痛みについて、考える。
恋ではない愛情や、絆や、言葉。
そういったものについて考える。

今、私には‘家族’がいない。
家族の形をした、酷くクールな、血の繋がった友人達はいる。
彼等が私の為に、流す涙はない。

少なくとも3年間、私は彼を支えていられたのかな?
友人ではなく‘家族’として。
妻として。
彼を支え、傍にいられたのだろうか?
間違っていなかっただろうか?

向き合うことができなかった。
ただ待ち続けることが、できなかった。

現実から目を逸らし、楽しいことしか口にしなくなった。

気が付けば、また、家族の形をした友人を増やしただけだった。

でも、確かにそこには愛はあって、
それは、間違いでも、無駄でもなかったと、そう、思うのです。
そうでなければ、あの淋しさに、説明がつかないのです。
日々 comments(0) trackbacks(0)
距離
おはようと、おやすみを繰り返して、
ただいまと、おかえりを繰り返して、
近づいていったはずだったのに、気付けばすれ違っていた。

振り向くと、遠くを歩く君の姿があって、
いってきますも言わずに歩き出した君の、後ろ姿を窓から眺める。

ただいまとおかえりを、繰り返して、
いってらっしゃいといってきますを、繰り返して、

近づいたはずだったのに広がる距離。
日々 comments(0) trackbacks(0)
本当に、必要なもの。
部屋を片付けながら、「本当に必要なもの」について考える。
思いつくのは相変わらず、旅行鞄に入るものばかりで、
それだけで身軽に生きていけたら、どんなに良いだろう?と、思いつつも、
「全然、現実的じゃない」と、呟く。

振り返ると、弟と母が、其々のギターを抱えて遊んでいる。
縁側には本を読む父。
母はギターが上手い。
20年ほどのブランクがあったというのに、滑らかに動く指先には惚れ惚れとする。
弟の演奏は若い。
テクニックはまだまだだけど、力がある。
この人達に、本当に必要なモノってなんだろう?
そんな風に思いながら彼らを眺める。

家族は...要らないな。要らないというか、わからない。
凄く、フィーリングの合う友人は必要。
数日分の着替え、ハンカチ。
リップクリームと、ハンドクリーム、ベビーパウダー、ハミガキセット...これは毎日使う。必要。
あとは?
...あとは何だろう?
毎日使うもの、他にないよな?
じゃあ、生きて行くのに必要なのって、それだけなのかな?
本当に必要なモノって、何だろう?
日々 comments(0) trackbacks(0)
散らばる
大切だと思っていた、たくさんのものを抱えて、
前だけ見て走ったら、盛大に転んだ。
散らばったそれを見て、泣いてしまった。

差し出される、その手のひらを握り返すのは怖くて、
起き上がることも出来ずに突っ伏している。

ひとりで出来ると思っていたことも、ちっともうまく出来なくて、
昔はどうしていたんだろう?って、思い返したら、
そこには戻れないことに気づいた。

じっと前を見る。
きみに与えられた、たくさんの愛情をポケットの中で握りしめる。

全部振り切って走ったら、どこまでいけるんだろう?
そんな事ばかり考えている。
日々 comments(0) trackbacks(0)
子守唄が聞こえる
普段、あまり母親らしくないうちの母は、それでも母親らしく、子守唄だけは毎晩歌ってくれた。
歌う事は大好きで、ギターを手に作詞も作曲もする母だから、テキトーに歌っていたんだと思う。

その歌声が、頭から離れないんだ。大人になった今も。


『おやすみなさい
今日の夜は 貴方も枯れた草の枕
いつか 夜空の下 誰も起きてない

叶わない夢があるなら
そのまま
今のままで居なさい


おやすみなさい
明日の朝は 貴方もどこか遠い場所へ 』
日々 comments(0) trackbacks(0)
| 1/80 | >>